ミクスチュアとは

【ミクスチュアとは】
ミクスチュアとはアクリルパウダーとアクリルリキッドを混ぜてつくるものになり
主に3Dアートやアクリルスカルプチュアを作る時に使用します。

【ミクスチュアの特徴】
ミクスチュアはアクリルパウダーとアクリルリキッドの割合により硬さや硬化時間が左右されますので、
しっかりと扱いやすいミクスチュアをつくるにはこの割合の調整がとても肝心になります。

エンボスアートと3Dアートの違い

【エンボスアート】
爪の上に絵を描くようにして直接形を形成していく技法となり
ぷっくりとした仕上がりが特徴です。

【3Dアート】
アルミホイルなどの上でパーツを作り、組み上げて造形した後爪にのせる技法になります。
どちらもミクスチャーを用いて立体的に形成するアートとなりますが、
3Dアートの方が爪に後からのせますのでより立体的な仕上がりとなります。

絵の具の水分量の調節

【絵の具の水分量の目安】
絵の具が乳液程度の硬さになるように、水分を調節しましょう。
描いている間も、水分は蒸発していきますので、こまめに調節することが肝心です。

5枚花をバランス良く描くコツ

【5枚花の描き方のコツ】
漢字の「大」の字を描き、そこに肉付けするように花びらを描くとバランスよくできます。

端から描いていくのが難しい場合は、まず一番上の花びら次に下二枚、残りの二枚・・・という順番にしてみたり、
上三枚を描いてから下の二枚を描いたり・・・と描く順番を変えてみるとバランスが取りやすいでしょう。

細い線を書くコツ

【細い線を描くコツ】
細い線を描くときは、絵の具をあまりつけすぎないようにしましょう。
絵の具を筆につけ、何度かペーパーなどに描いてみて線が細くかけるくらいになったら細かい部分を描いていくと良いでしょう。

【筆の使い方】
筆を垂直に立てて頂き筆圧を掛けずに軽い力で動かします。
このとき筆を持つ手をきちんと固定できていないとぶれてしまったり筆圧が掛かり線が太くなってしまうので注意しましょう。
花びらの内側などは習字の払いのようなイメージですっと抜くと綺麗に描けます。

フラットアートを間違えた場合

【フラットアートを間違えた場合】
表面に塗っているポリッシュが完全に乾いていれば
水かエタノールを含ませたコットンやキッチンペーパーで拭き取り修正できます。

【ポリッシュが乾いていない場合】
アートを拭き取るとベースのポリッシュがよれてしまうので一度オフしベースコートから塗布し直しましょう。

【検定試験では】
検定試験の場合時間制限がありますのでラメやホログラムを使用し修正するのも良いでしょう。

ラメやストーンの使用方法

【ラインストーン】
ラインストーンを付けたいところにトップコートを塗布し乾く前に乗せていき接着します。
ストーンをのせる際にはピンセットを使いましょう。

【ラメ】
ラメはピンセットではつかめないのでウッドスティックですくうように取りのせるか、
トップコートのハケにラメを取りそのままのせましょう。
ハケで付ける場合トップコートのビンの中にラメが入ってしまうことがありますので
古くなったトップコートを使用すると良いでしょう。

フラットアートのムラやヒビ割れ

【フラットアートのムラやひび割れ】
ムラやヒビ割れは厚塗りや水分量が、筆圧が原因です。

【対策方法】
乳液程度の硬さになるよう水分量を保ち、あまり厚塗りしないように注意しましょう。
筆圧をかけるとムラになります。特に白や黄色などはムラになりやすいので
筆を持つ手を安定させ優しく描きましょう。


ミクスチュアがすぐに固まる

【ミクスチュアがすぐ固まる場合】
リキッドに少量ブラシクリーナーを混ぜると硬化速度が緩やかになります。
リキッド7に対しブラシクリーナー3の割合を目安にして頂くと操作しやすいでしょう。

【注意ポイント】
メーカーによっては3Dアート作成に対応していないブラシクリーナーもあります。
ご使用の際は3Dアートに使用できるか確認してからお使い下さい。

エンボスアートでベースのポリッシュが滲んでしまう場合

【エンボスアートでベースのポリッシュが滲んでしまう原因】
ベースのポリッシュが滲んでしまう場合、
リキッドが多くミクスチュアが緩い、筆にリキッドが残った状態で操作していることが考えられます。

【ポリッシュが滲まないようにするには】
・リキッドの量を調整し適正なミクスチュアをとりましょう。
・ミクスチュアを爪に置いたら筆の余分なリキッドをペーパーで拭きとってから操作をおこないましょう。