ジェルのメーカー統一[初級・中級・上級]

【ジェルのメーカー統一】
メーカー統一を推奨していますが、違うメーカーのものを組み合わせて使用しても問題ありません。

【違うメーカーを組み合わせて使用する場合】
メーカーの組み合わせに因っては色が乗りにくい、ジェルが縮んでしまう、弾いてしまう場合があります。
一度相性を試してみて、問題がないか確認しましょう。

ジェルスカルプチュアとジェルチップオーバーレイの厚み[上級]

【ジェルスカルプチュアとジェルチップオーバーレイの厚み】
上級では施術する5本の厚みを揃えなければいけません。

【厚みを揃えるポイント】

ジェルチップオーバーレイはチップの厚みに加えフレンチルック、アートを施しますので
これらを考慮した上でジェルスカルプチュアより薄めに作り
アート、トップジェルを塗布した状態でジェルスカルプチュアと同じ厚みになるように仕上げましょう。

クレンザーの代用[初級・中級・上級]

【クレンザーの代用】
メーカーが指定するクレンザーの使用を推奨していますが
クレンザーの代用としてエタノールで拭き取りを行っても問題はありません。

【エタノールを代用する場合】
手指消毒用、拭き取り用と2つエタノールを準備する必要はありません。
【消毒剤】とラベル貼付をしたものをお持ち下さい。

【注意点】
メーカーによりエタノールで拭き取りをすると曇る場合があります。
一度お試し頂き、問題がないか確認しましょう。

コットンとワイプ[初級・中級・上級]

【コットンとワイプ】
コットンとワイプは同じ容器にいれても問題ありません。
【同じ容器に入れる場合】
《コットン類》とラベルを貼付しましょう。
【コットンとワイプを別の容器に入れる場合】
それぞれに《コットン》《ワイプ》とラベルを貼付しましょう。

【容器】
容器は必ずフタ付きの物をご使用下さい。

第一課題免除者のケア用品[初級-上級]

【第一課題免除者のケア用品について】
タオルやフィンガーボールなどのケア用品はセットしなくて構いません。
ご自信が必要なもののみもっていきましょう。

【注意点】
ささくれなどが見付かる場合もありますのでニッパーなどは準備しておくと良いでしょう。

ジェルの撹拌のタイミング[初級・中級・上級]

【ジェルの撹拌のタイミング】
ジェルの撹拌は、テーブルセッティング時、インターバル時間内、実技試験工程内
どのタイミングで行って頂いても構いません。

【注意点】
ジェルのメーカーや顔料の配合量によっては、顔料が下に沈殿しやすい場合があります。
テーブルセッティング時に撹拌した場合でも、インターバル時間内や実技試験工程内で確認し、
必要であれば再度撹拌をしましょう。

ジェルアートの修正【初級・上級】

【硬化前のジェルアートの修正】
硬化前であれば、ふき取ってアートをやり直しましょう。
【注意点】
途中でふき取りをした場合はスポンジバッファー等で表面を軽くサンディングして、
ダストオフ、油分除去を行ってからアートをやり直しましょう。

【硬化後のジェルアートの修正】
硬化後の場合は一度アートを全て削り落としてから、アートをやり直しましょう。
【注意点】
削り落とす工程はタイムロスになります。硬化前に修正するように心がけましょう。

第二課題で第一課題と同じ工程を繰り返し行った場合[初-上級]

【第一課題で第二課題と同じ工程を繰り返し行なった場合】
第一課題で第二課題と同じ工程を繰り返し行なった場合減点対象となります。

【第二課題でのニッパーの使用】

ささくれを少しカットする等多少の修正は問題ありません。

【注意点】

当日の試験官の判断によってはケアが適正に行われていないと判断される可能性があります。
基本的には第一課題でしっかりとケアを行い第二課題でニッパーを使用しなくても大丈夫な状態に仕上げておきましょう。

サンディングの規定[初-上級]

【サンディングの規定】
メーカーが指定するグリット数、用具(ファイルorスポンジバッファー等)を使用することを推奨していますが
グリット数や用具に規定はありません。

【注意点】

メーカーによってはスポンジバッファーでのサンディングではジェルが縮んでしまう等の場合があります。
一度試してみて、問題がないか確認しましょう。

アート埋め込み[上級]

ジェルチップオーバーレイにアートをする際は下記工程があります。

・フォルム形成後にアートを施す場合
・アートを描いた後にフォルムを形成し埋め込む場合

【フォルム形成後にアートを施す場合】
チップオーバーレイ自体を薄めに形成しないと、その後のカラーリング、アートで厚みが出すぎてしまうので考慮した厚みに仕上げましょう。

表面がボコボコにならないようにアートの厚みにも注意しましょう。

【アートを描いた後にフォルムを形成し埋め込む場合】
1.ハーフチップを装着し段差を取った後、段差を埋めるように全体にベースジェルを塗布します。
2.カラージェルを塗布しアートを施します。
3.イクステンションジェルでフォルムを形成し、ファイルで形を整えます。
4.ダストオフ後、トップジェルを塗布して完成です。

埋め込み方式でのメリットは表面がアートでボコボコすることなくスムーズに仕上がる所ですが、アートを端に描いてしまったりアプリケーションが薄い仕上がりになってしまうとファイル形成の際にアートを削ってしまうこともありますので注意しましょう。

ナチュラルスキンカラー[上級]

【ナチュラルスキンカラーとは】
肌色に類似した自爪が透けないクリーム系のピンクまたはベージュを指します。
モデルさんの肌色に類似した、ナチュラルスキンカラーを選びましょう。
【注意点】
ナチュラルネイルが透けて見えるのは禁止です。
しっかりと発色するナチュラルスキンカラーを使用しましょう。
※一度塗りでも二度塗りでもネイルプレートが透けて見えなければ可