初級(第2課題)・中級(第2課題)・上級トレーニングハンドへのチップ装着方法

※「初級(第2課題)実技試験」「中級(第2課題)実技試験」「上級実技試験」において、コロナ禍の特例措置として「モデル同伴」から「トレーニングハンド使用」に変更して行われる場合、JNAのHPのジェルネイル技能検定試験トレーニングハンド規定に従ってトレーニングハンドを準備しましょう。

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※トレーニングハンドの品薄の状態が続いています。お早めに購入して頂き、試験用に確保して頂く事をお勧めします。
※コースによって添付PDFの使用品が教材に含まれていないものがございます。
含まれていない方は、下記推奨商品を参考にして追加購入して頂く事をお勧めします。

アクリルリキッド ⇒推奨:フルーリアリキッド
アクリルパウダー(ナチュラル又はクリア) ⇒推奨:フルーリアパウダー(ナチュラル又はクリア)

ジェルのメーカー統一[初級・中級・上級]

【ジェルのメーカー統一】
メーカー統一を推奨していますが、違うメーカーのものを組み合わせて使用しても問題ありません。

【違うメーカーを組み合わせて使用する場合】
メーカーの組み合わせに因っては色が乗りにくい、ジェルが縮んでしまう、弾いてしまう場合があります。
一度相性を試してみて、問題がないか確認しましょう。

ジェルスカルプチュアとジェルチップオーバーレイの厚み[上級]

【ジェルスカルプチュアとジェルチップオーバーレイの厚み】
上級では施術する5本の厚みを揃えなければいけません。

【厚みを揃えるポイント】

ジェルチップオーバーレイはチップの厚みに加えフレンチルック、アートを施しますので
これらを考慮した上でジェルスカルプチュアより薄めに作り
アート、トップジェルを塗布した状態でジェルスカルプチュアと同じ厚みになるように仕上げましょう。

トレーニングハンドの事前準備[上級]

※ 「初級(第2課題)実技試験」「中級(第2課題)実技試験」「上級実技試験」において、コロナ禍の特例措置として「モデル同伴」から「トレーニングハンド使用」に変更して行われる場合の変更点を赤字にて記載してあります。「モデル」の箇所を「トレーニングハンド」に置き換えてご準備ください。

※JNAのHPのジェルネイル技能検定試験トレーニングハンド規定に従ってトレーニングハンドを準備しましょう。

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【上級の事前準備】

試験前日までに両手のネイルケアを済ませておくこと、
ただしプレパレーション(サンディング)は実技試験時間内に行うこと。
・指定された5本の指以外の爪(審査対象外の爪)もリペアや装飾が一切されていないこと。

試験前日までに
両手にしっかりとケアを行いフリーエッジを短くし
試験当日手指消毒からサンディングをすぐに行え、10本全ての指に、リペアや装飾がない状態にしておきましょう。

クレンザーの代用[初級・中級・上級]

【クレンザーの代用】
メーカーが指定するクレンザーの使用を推奨していますが
クレンザーの代用としてエタノールで拭き取りを行っても問題はありません。

【エタノールを代用する場合】
手指消毒用、拭き取り用と2つエタノールを準備する必要はありません。
【消毒剤】とラベル貼付をしたものをお持ち下さい。

【注意点】
メーカーによりエタノールで拭き取りをすると曇る場合があります。
一度お試し頂き、問題がないか確認しましょう。

コットンとワイプ[初級・中級・上級]

【コットンとワイプ】
コットンとワイプは同じ容器にいれても問題ありません。
【同じ容器に入れる場合】
《コットン類》とラベルを貼付しましょう。
【コットンとワイプを別の容器に入れる場合】
それぞれに《コットン》《ワイプ》とラベルを貼付しましょう。

【容器】
容器は必ずフタ付きの物をご使用下さい。

第一課題免除者のケア用品[初級-上級]

【第一課題免除者のケア用品について】
タオルやフィンガーボールなどのケア用品はセットしなくて構いません。
ご自信が必要なもののみもっていきましょう。

【注意点】
ささくれなどが見付かる場合もありますのでニッパーなどは準備しておくと良いでしょう。

ジェルの撹拌のタイミング[初級・中級・上級]

【ジェルの撹拌のタイミング】
ジェルの撹拌は、テーブルセッティング時、インターバル時間内、実技試験工程内
どのタイミングで行って頂いても構いません。

【注意点】
ジェルのメーカーや顔料の配合量によっては、顔料が下に沈殿しやすい場合があります。
テーブルセッティング時に撹拌した場合でも、インターバル時間内や実技試験工程内で確認し、
必要であれば再度撹拌をしましょう。

制作手順例[上級]

※ 「初級(第2課題)実技試験」「中級(第2課題)実技試験」「上級実技試験」において、コロナ禍の特例措置として「モデル同伴」から「トレーニングハンド使用」に変更して行われる場合の変更点を赤字にて記載してあります。「モデル」の箇所を「トレーニングハンド」に置き換えてご準備ください。

※JNAのHPのジェルネイル技能検定試験トレーニングハンド規定に従ってトレーニングハンドを準備しましょう。

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手順例【上級】※トレーニングハンドの場合※
①手指消毒(自分→トレーニングハンド)
②プレパレーション(サンディング→ダストオフ→油分除去)(プリジェル ネイルプレップ推奨)
③右手 薬指、左手 中指・薬指 チップ装着
④③の3本 アウトライン→段差削り→油分除去
⑤右手 人差指・中指 フォーム装着
⑥右手 3本 ベースジェル塗布 硬化
⑦左手 2本 ベースジェル塗布 硬化
⑧右手 2本 スカルプ&トップジェル フリーエッジ形成→仮硬化 (1本ずつ)
⑨   〃      〃       アプリケーション(2~3回に分けて繰り返す)→(仮)硬化
⑩左手 2本 アプリケーション(2~3回に分けて繰り返す)→(仮)硬化 (1本ずつでも可)
⑪右手 薬指 アプリケーション(2~3回に分けて繰り返す)→(仮)硬化
⑫両手 5本 未硬化拭き取り → ファイル →ダストオフ
⑬右手 薬指 デザイン ベースカラーorベースジェル塗布 → 硬化
⑭   〃     〃   フラワーアート → 硬化
⑮左手 薬指 フレンチルック ベージュ(2度塗り)塗布 → (仮)硬化
⑯   〃      〃   フレンチ(2~3回)塗布 → 硬化
※⑬~⑯は交互でも可
⑰右手 3本 トップジェル塗布 → 硬化
⑱左手 2本 トップジェル塗布 → 硬化
⑲両手 未硬化ジェル拭き取り(プリジェル クリーナープロ) → 見直し・修正

時間配分目安【上級】※トレーニングハンドの場合※
①手指消毒~サンディング・油分除去(5分)油分除去(5分)
②ハーフチップ装着3本【装着~段差削り~油分除去】(5分)
③ジェルスカルプチュア2本【フォーム装着~アプリケーション】(15分)
④ジェルチップオーバーレイ3本【アプリケーション】(15分)
⑤ファイリング【アウトライン/表面】5本(20分)
⑥フラワーアート(10分)
⑦フレンチルック(10分)
⑧トップジェル【未硬化拭き取り~見直し】(5分)

※手順や時間配分はあくまで目安となっており規定はありませんので
上記を参考にご自身が施術しやすい手順で行いましょう。

 

ジェルアートの修正【初級・上級】

【硬化前のジェルアートの修正】
硬化前であれば、ふき取ってアートをやり直しましょう。
【注意点】
途中でふき取りをした場合はスポンジバッファー等で表面を軽くサンディングして、
ダストオフ、油分除去を行ってからアートをやり直しましょう。

【硬化後のジェルアートの修正】
硬化後の場合は一度アートを全て削り落としてから、アートをやり直しましょう。
【注意点】
削り落とす工程はタイムロスになります。硬化前に修正するように心がけましょう。

第二課題で第一課題と同じ工程を繰り返し行った場合[初-上級]

【第一課題で第二課題と同じ工程を繰り返し行なった場合】
第一課題で第二課題と同じ工程を繰り返し行なった場合減点対象となります。

【第二課題でのニッパーの使用】

ささくれを少しカットする等多少の修正は問題ありません。

【注意点】

当日の試験官の判断によってはケアが適正に行われていないと判断される可能性があります。
基本的には第一課題でしっかりとケアを行い第二課題でニッパーを使用しなくても大丈夫な状態に仕上げておきましょう。

検定の仕込み[上級]

※ 「初級(第2課題)実技試験」「中級(第2課題)実技試験」「上級実技試験」において、コロナ禍の特例措置として「モデル同伴」から「トレーニングハンド使用」に変更して行われる場合の変更点を赤字にて記載してあります。「モデル」の箇所を「トレーニングハンド」に置き換えてご準備ください。

※JNAのHPのジェルネイル技能検定試験トレーニングハンド規定に従ってトレーニングハンドを準備しましょう。

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【検定での仕込み】
ハーフウェルチップ、フォームの仕込みは自由となっています。
トレーニングハンドに合わせてサイズやカーブ、コンタクトゾーンを調整したりフォームをカットして持っていく事が可能です。

【フォーム】
フォームは、カットして裏にどの指に使用するか等の印をつけて頂いても構いません。
【ハーフウェルチップ】
ハーフウェルチップの長さやサンディングは、表面に油分や水分が付着する、
実際に装着したら長さが短かったなどの場合があるので試験工程内で行いましょう。

【注意点】
万が一落としたり割れたりした場合を考え、
仕込んだものを2~3個ずつ用意し、ジップ(ファスナー)付の袋に入れてもって行くと良いでしょう。

サンディングの規定[初-上級]

【サンディングの規定】
メーカーが指定するグリット数、用具(ファイルorスポンジバッファー等)を使用することを推奨していますが
グリット数や用具に規定はありません。

【注意点】

メーカーによってはスポンジバッファーでのサンディングではジェルが縮んでしまう等の場合があります。
一度試してみて、問題がないか確認しましょう。

アート埋め込み[上級]

ジェルチップオーバーレイにアートをする際は下記工程があります。

・フォルム形成後にアートを施す場合
・アートを描いた後にフォルムを形成し埋め込む場合

【フォルム形成後にアートを施す場合】
チップオーバーレイ自体を薄めに形成しないと、その後のカラーリング、アートで厚みが出すぎてしまうので考慮した厚みに仕上げましょう。

表面がボコボコにならないようにアートの厚みにも注意しましょう。

【アートを描いた後にフォルムを形成し埋め込む場合】
1.ハーフチップを装着し段差を取った後、段差を埋めるように全体にベースジェルを塗布します。
2.カラージェルを塗布しアートを施します。
3.イクステンションジェルでフォルムを形成し、ファイルで形を整えます。
4.ダストオフ後、トップジェルを塗布して完成です。

埋め込み方式でのメリットは表面がアートでボコボコすることなくスムーズに仕上がる所ですが、アートを端に描いてしまったりアプリケーションが薄い仕上がりになってしまうとファイル形成の際にアートを削ってしまうこともありますので注意しましょう。

ナチュラルスキンカラー[上級]

【ナチュラルスキンカラーとは】
肌色に類似した自爪が透けないクリーム系のピンクまたはベージュを指します。
モデルさんの肌色に類似した、ナチュラルスキンカラーを選びましょう。
【注意点】
ナチュラルネイルが透けて見えるのは禁止です。
しっかりと発色するナチュラルスキンカラーを使用しましょう。
※一度塗りでも二度塗りでもネイルプレートが透けて見えなければ可