JNEC認定モデルハンドについて【順次更新】

2023年秋期ネイリスト技能検定試験より、全級(1・2・3 級)において従来通りの受験(モデルを連れていく)以外に、JNEC が認定した「JNEC 認定モデルハンドを持参」して受験することができます。

※「JNEC 認定モデルハンドを持参」を選択した場合、ご自身で JNEC 認定モデルハンドをご用意ください。 各問屋でご購入いただけます。

※1級は、2020年9月試験よりトレーニングハンドのみの試験でしたが、2023年秋期検定試験(10月実施)より、「モデルを連れてくる」または「JNEC認定モデルハンドを持参する」のいずれかでの受験となります。

※申込期間後の変更不可

 

JNEC 認定モデルハンドとは

「JNEC認定ラベル」が貼付された「JNEC認定モデルハンド本体」

「JNEC認定ネイルチップ」、「JNEC認定ルースキューティクル」の一式を称します。

※ネイリスト技能検定試験では「JNEC認定モデルハンド」以外のトレーニングハンド類を使用することはできません。

JNEC認定モデルハンド

 

【特徴】

・人の手に近い形と質感

・キューティクルをリアルに再現

・アームレストに置きやすく施術しやすい

・キューティクルの下部にネイルチップが挿入でき、安定した固定を実現

・スキンアップ、スキンダウンが可能

【注意点】

・JNEC認定ラベルが貼付された右手・左手の認定モデルハンドを使用する事

・JNEC認定モデルハンドは、キューティクル周りに著しい汚れ、目立ったキズがない状態の良いものを使用する事

・3級2級は事前に認定ルースキューティクルを貼付した認定チップを10本適切に装着してくること

・認定ルースキューティクルシールはネイルチップ根元をあけずにはる

・3級2級は事前に認定チップの長さ、形に一切手を加えないこと

・1級は事前にイクステンションに適した長さ形に整えて良い(フリーエッジ長さ1ミリのオーバルにしていくと良い、表面のサンディングは試験時間内に行う)

・認定チップが外れた場合
試験会場に向かう途中
→実技試験内につけなおす。事前審査の際は認定モデルハンドとともに外れた認定チップを並べておく
試験中
→すぐにつけなおす

・3級2級の実技試験でポリッシュオフは行いません。
事前にカラーポリッシュの塗布はしないこと。

【事前審査の状態】
3級2級
3級2級
画像提供:公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター

【キューティクルケアの仕上がり写真】

~OK~
※仕上がりを真上からキューティクル付近を確認した際、ルースキューティクルがほとんど残っていないスムーズな仕上がりであり、爪先からキューティクルの奥を確認した際にきちんとルースキューティクルが残っている状態で仕上がっていること。
OK

~NG~
NG

【カラーリング後の仕上がり写真】
~OK~
IMG_3616

 

【認定モデルハンドでのケアのポイント】
☆プッシュバック
・ケア用のお水を都度使用してウェットな状態を保つ
・圧をかけずに滑らせるように動かす
・一気に押し上げず、少しずつ爪からはがす(浮かす)ようなイメージでプッシュバックする
・プッシャーの角度は爪に対して45度くらい
・寝かしすぎて、ルースキューティクルをキューティクルの中に押し込むようにしない
☆プッシュアップ
・プッシャーを縦気味にすると同時に、ハンドの指先を下に下げる
・プッシャーの角度は爪に対して80度くらい
・プッシャー背面の中央がキューティクルにトントンと当たるように放射状に押し上げる
・ルースキューティクルを起こすイメージ
☆ニッパー
・ガーゼクリーンは親指で押し込むような動きはせず、上からポンポンと押さえてウェットにする
・刃先がキューティクル際をなぞるように、優しいハンドリングでカットしていく

 

最終更新日 2024年1月10日