初級(第2課題)・中級(第2課題)・上級トレーニングハンドへのチップ装着方法

※「初級(第2課題)実技試験」「中級(第2課題)実技試験」「上級実技試験」において、コロナ禍の特例措置として「モデル同伴」から「トレーニングハンド使用」に変更して行われる場合、JNAのHPのジェルネイル技能検定試験トレーニングハンド規定に従ってトレーニングハンドを準備しましょう。

こちらで確認 JNA HP

★初級(第2課題)・中級(第2課題)・上級トレーニングハンドへのチップ装着方法はこちら

※トレーニングハンドの品薄の状態が続いています。お早めに購入して頂き、試験用に確保して頂く事をお勧めします。
※コースによって添付PDFの使用品が教材に含まれていないものがございます。
含まれていない方は、下記推奨商品を参考にして追加購入して頂く事をお勧めします。

アクリルリキッド ⇒推奨:フルーリアリキッド
アクリルパウダー(ナチュラル又はクリア) ⇒推奨:フルーリアパウダー(ナチュラル又はクリア)

ジェルのメーカー統一[初級・中級・上級]

【ジェルのメーカー統一】
メーカー統一を推奨していますが、違うメーカーのものを組み合わせて使用しても問題ありません。

【違うメーカーを組み合わせて使用する場合】
メーカーの組み合わせに因っては色が乗りにくい、ジェルが縮んでしまう、弾いてしまう場合があります。
一度相性を試してみて、問題がないか確認しましょう。

カラーポリッシュ赤との組み合わせ[初級]

カラージェルとポリッシュの赤の色味が極端に違わなければ、減点などにはなりません。
問屋の検定推奨カラーや指定商品リストを参考に色味の近いものを選びましょう。

【プリジェルの場合】
プリジェル カラーEX リアルレッド PG-CE285
・SHAREYDVA #05
・OPI N25
・JESSICA 120

プリジェル カラーEX 赤 PG-CE112
・OPI A16

プリジェル ミューズ マザーズレッド PGM-M031
・OPI A16

プリジェル ミューズ スーリアレッド PGM-M032
・SHAREYDVA #05
・OPI N25
・JESSICA 120

制作手順例[初級]

※ 「初級(第2課題)実技試験」「中級(第2課題)実技試験」「上級実技試験」において、コロナ禍の特例措置として「モデル同伴」から「トレーニングハンド使用」に変更して行われる場合の変更点を赤字にて記載してあります。「モデル」の箇所を「トレーニングハンド」に置き換えてご準備ください。

※JNAのHPのジェルネイル技能検定試験トレーニングハンド規定に従ってトレーニングハンドを準備しましょう。

こちらで確認  JNA HP

手順例【初級】
■第一課題■
①手指消毒(自分→モデル)
②ポリッシュオフ 10本
③ファイリング右手5本
→ダスト払って、キューティクルクリームを塗布
→フィンガーボールに入れる
④ファイリング左手5本
→ダスト払って、キューティクルクリームを塗布
⑤右手をフィンガーボールから出す
→ブラシダウンしたら、タオルで拭く
→左手をフィンガーボールに入れる
⑥右手をプッシュバック・プッシュアップ
→ガーゼクリーンしながらニッパーでカット
⑦左手をフィンガーボールから出す
→ブラシダウンしたら、タオルで拭く
⑧左手をプッシュバック・プッシュアップ
→ガーゼクリーンしながらニッパーでカット
⑨最終確認→完成

■第二課題■※トレーニングハンドの場合※
①手指消毒(自分→トレーニングハンド)
②右手5本の爪の表面をサンディング
③10本の爪のダスト・油分・水分を除去(プリジェル ネイルプレップ推奨)
④右手5本にベースジェルを塗布
→完全硬化
⑤左手5本にベースコートを塗布
⑥右手5本にカラージェルの1度目を塗布
→完全硬化
⑦左手5本に1度目のカラーポリッシュを塗布
⑧右手5本に2度目のカラージェルを塗布
→完全硬化
⑨左手5本に2度目のカラーポリッシュを塗布
⑩右手中指のジェルアートを描く
→完全硬化
⑪左手5本にトップコートを塗布
⑫右手5本にトップジェルを塗布
→完全硬化
⑬右手5本の未硬化ジェルをクレンザー(プリジェル クリーナープロ)で拭き取る
⑭最終確認→完成

時間配分目安【初級】
<第一課題>
・手指消毒~ポリッシュオフ(5分)
・ファイリング(10分)
・キューティクルクリーン(20分)

<第二課題>※トレーニングハンドの場合※
・手指消毒~プレパレーション(サンディング、ダストオフ、油分除去)(5分)
・ポリッシュカラーリング(15分)
・ジェルカラーリング(20分)
・ジェルピーコック(10分)
・トップジェル、ポリッシュトップコート【未硬化拭き取り/見直し】(10分)

※手順や時間配分はあくまで目安となっており規定はありません。
上記を参考にご自身が施術しやすい手順で行いましょう。

モデルの事前準備[初級]

※ 「初級(第2課題)実技試験」「中級(第2課題)実技試験」「上級実技試験」において、コロナ禍の特例措置として「モデル同伴」から「トレーニングハンド使用」に変更して行われる場合の変更点を赤字にて記載してあります。「モデル」の箇所を「トレーニングハンド」に置き換えてご準備ください。

※JNAのHPのジェルネイル技能検定試験トレーニングハンド規定に従ってトレーニングハンドを準備しましょう。

こちらで確認  JNA HP

【初級の事前準備】
第一課題受験者、第一課題免除者で事前準備内容が異なります。

【第一課題受験者】

・試験1週間前からファイリング、キューティクルクリーンは行わないこと。
・試験前日までに両手に赤のカラーポリッシュを塗布しておくこと。
(ネイルカラーは真赤。パール、メタリック入り等は不可)
【ケア・ファイリング】
ケア、ファイリングは1週間前までに行いましょう。
スクエアオフにファイリングしておくと、試験当日ラウンドに整えやすくおすすめです。
【赤のカラーポリッシュ塗布】
赤ポリッシュ塗布は前日までに行いましょう。
事前準備ではエッジ、トップコートの塗布は任意となっていますので塗布していなくても減点等はありません。
塗布が極端に手抜きと判断されると減点対象となります。丁寧におこないましょう。


【第一課題免除者】

試験前日までに両手のネイルケアを済ませておくこと
(第一課題終了時の状態に仕上げておくこと)
【ケア・ファイリング】
第一課題免除者は試験前日までに
両手にしっかりとケアを行い5mm程度のラウンドに整えた状態にしておきましょう。
【赤ポリッシュの塗布】
赤ポリッシュの塗布は不要です。

モデルの爪が短い、折れた場合[3級・2級・初級第一課題・中級第一課題]

モデルの爪がラウンドに整えられる状態か確認してみましょう。
【ラウンドの特徴】
・サイドがストレート
・角はなく滑らか
・先端のカーブは円周の1/4程度の緩やかなカーブ
ラウンドがとれない場合検定試験では、10本中2本までリペアが可となっております。

【モデルの爪が短い、折れた場合】
5ミリ以下のラウンドに整えるという規定ですので、4ミリ~1ミリであっても
ラウンドの特徴を満たし長さを10本揃えて整えられるようであれば問題ありません。

【長さを10本揃えてラウンドに整えられない場合】
減点対象になる可能性があります。ラウンドに整えられない爪・短い爪が2本以内であればリペアを行いましょう→リペア方法はこちら
3本以上の場合は3本で減点、4本で失格となりますので他のモデルさんをお探し頂くことをお勧めします。

クレンザーの代用[初級・中級・上級]

【クレンザーの代用】
メーカーが指定するクレンザーの使用を推奨していますが
クレンザーの代用としてエタノールで拭き取りを行っても問題はありません。

【エタノールを代用する場合】
手指消毒用、拭き取り用と2つエタノールを準備する必要はありません。
【消毒剤】とラベル貼付をしたものをお持ち下さい。

【注意点】
メーカーによりエタノールで拭き取りをすると曇る場合があります。
一度お試し頂き、問題がないか確認しましょう。

コットンとワイプ[初級・中級・上級]

【コットンとワイプ】
コットンとワイプは同じ容器にいれても問題ありません。
【同じ容器に入れる場合】
《コットン類》とラベルを貼付しましょう。
【コットンとワイプを別の容器に入れる場合】
それぞれに《コットン》《ワイプ》とラベルを貼付しましょう。

【容器】
容器は必ずフタ付きの物をご使用下さい。

検定でのリペア[3級・2級・初級第一課題・中級第一課題]

リペアとは爪が折れてしまったり欠けてしまった場合
人工的に長さを出して修復したり、補強したりする事を指します。

【検定でのリペア方法】
【爪が折れてしまった場合】
・チップラップ(先端ナチュラルハーフウェルチップを装着してグルーとフィラーまたはレジンで補強する)
・ジェルチップオーバーレイ(先端ナチュラルハーフウェルチップを装着してジェルで補強する)
・アクリルチップオーバーレイ(先端ナチュラルハーフウェルチップを装着してアクリルで補強する)
・ジェルスカルプチュア(ナチュラルの色をお持ちであればフォームを装着して短い部分の長さを足す)
・アクリルスカルプチュア(ナチュラルの色をお持ちであればフォームを装着して短い部分の長さを足す)
【亀裂の場合】
・シルクラップ(シルクを亀裂部分に貼りグルーやジェルで補強する方法)
・ジェルフローター(亀裂をグルーでとめ、ジェルでフローターをする方法)
・アクリルフローター(亀裂をグルーでとめ、アクリルでフローターをする方法)

【注意点】
検定の際には、ナチュラルネイルに合わせて仕上げれば上記のどの技法でも構いません。
3級・2級の場合、フリーエッジはクリアではなく必ずナチュラルカラーで仕上げましょう。初級・中級の場合、フリーエッジはクリアでも可。
チップラップでリペアした場合、ポリッシュオフをすると表面が溶けてしまう可能性がございますので、
ジェル(あればハードジェルが望ましい)などでコーティングすることをお勧めします。
予めよく練習してから行いましょう。
2級チップラップの指定指のリペアは仕上がりに影響がなければ必ずオフしなくてもよいとありますが、リペアしてあるとハーフウェルチップのサイズが変わるのでチップ選択に注意しましょう。

【自分でリペア出来ない場合】
ネイルサロンにお願いしましょう。

第一課題免除者のケア用品[初級-上級]

【第一課題免除者のケア用品について】
タオルやフィンガーボールなどのケア用品はセットしなくて構いません。
ご自信が必要なもののみもっていきましょう。

【注意点】
ささくれなどが見付かる場合もありますのでニッパーなどは準備しておくと良いでしょう。

ピーコックアートの色数[初級]

【ピーコックアートの色数】
色数に規定はありませんが、赤に映えるような配色で2~3色使用することをおすすめします。

【おすすめのカラー】
白、水色、黒、黄色など明るい色

【ラメ・ストーン】
ラメやストーンをアクセント程度に使用すると更に華やかに見えます。

ピーコックアートのサンプルはこちら→初級アートサンプル

ジェルの撹拌のタイミング[初級・中級・上級]

【ジェルの撹拌のタイミング】
ジェルの撹拌は、テーブルセッティング時、インターバル時間内、実技試験工程内
どのタイミングで行って頂いても構いません。

【注意点】
ジェルのメーカーや顔料の配合量によっては、顔料が下に沈殿しやすい場合があります。
テーブルセッティング時に撹拌した場合でも、インターバル時間内や実技試験工程内で確認し、
必要であれば再度撹拌をしましょう。

ジェルの兼用[初級・中級・上級]

【ジェルの兼用】
ベースジェルやトップジェル、イクステンションジェルを同一商品で兼用する場合
該当する商品に使用目的に従って複数の品名ラベルを貼付しましょう。

【ベース・トップジェル兼用】
ベース・トップジェル兼用のジェルを使用する場合は、
【ベースジェル】【トップジェル】と2つラベルを貼りましょう。

【ベース・イクステンションジェル・トップジェル兼用】
ベース・イクステンションジェル・トップジェル兼用のジェルを使用する場合は、
【ベースジェル】【イクステンションジェル】【トップジェル】と3つラベルを貼りましょう。

ジェルアートの修正【初級・上級】

【硬化前のジェルアートの修正】
硬化前であれば、ふき取ってアートをやり直しましょう。
【注意点】
途中でふき取りをした場合はスポンジバッファー等で表面を軽くサンディングして、
ダストオフ、油分除去を行ってからアートをやり直しましょう。

【硬化後のジェルアートの修正】
硬化後の場合は一度アートを全て削り落としてから、アートをやり直しましょう。
【注意点】
削り落とす工程はタイムロスになります。硬化前に修正するように心がけましょう。

第二課題で第一課題と同じ工程を繰り返し行った場合[初-上級]

【第一課題で第二課題と同じ工程を繰り返し行なった場合】
第一課題で第二課題と同じ工程を繰り返し行なった場合減点対象となります。

【第二課題でのニッパーの使用】

ささくれを少しカットする等多少の修正は問題ありません。

【注意点】

当日の試験官の判断によってはケアが適正に行われていないと判断される可能性があります。
基本的には第一課題でしっかりとケアを行い第二課題でニッパーを使用しなくても大丈夫な状態に仕上げておきましょう。

ピーコックのラインの太さが均一にならない[初級]

一度でいっぺんにラインを引くのではなく、
少しずつ乗せるようにラインを引くようにしましょう。
また、乗せるジェルの量が多すぎるとラインが滲んで広がっていってしまいますので、
取るジェルの量にも注意しましょう。

サンディングの規定[初-上級]

【サンディングの規定】
メーカーが指定するグリット数、用具(ファイルorスポンジバッファー等)を使用することを推奨していますが
グリット数や用具に規定はありません。

【注意点】

メーカーによってはスポンジバッファーでのサンディングではジェルが縮んでしまう等の場合があります。
一度試してみて、問題がないか確認しましょう。

ドラッグした時の幅がバラバラになる場合[初級]

ドラッグする順番を決めると良いでしょう。

まずは引いたラインの中央をドラッグして均等に2分割します。
次に2分割した部分それぞれの中央にドラッグをします。
線と線の中央をドラッグするようにすると均等な幅になります。

ピーコックアートが滲んでしまう場合[初級]

ピーコックが滲む原因としては
・アートの前に塗布するベースジェルの量が多い
・ラインを描くときにカラージェルの量が多い
・時間が掛かりすぎている
ことが考えられます。

ピーコックを描くコツと致しましては、筆を立てて、すばやく柄を引くことです。
ラインのカラージェルを取る量も多すぎるとにじみやすくなりますので、
取り過ぎないように注意しましょう。

また、筆にラインを引いた時のカラージェルや、ドラッグした時のカラージェルが残っていると色混じりや滲みの原因となりますので、しっかりと筆に残ったカラージェルを拭きとってからドラッグしていくことが綺麗なピーコックに仕上げるコツとなりますので注意してみましょう。

ピーコックに凹凸ができてしまう場合[初級]

原因として下記が考えられます。

・ピーコックのジェルの塗布量が多すぎる
・トップジェルの量が少なすぎる
・トップジェルがセルフレベリングする前に硬化してしまっている
・ドラッグする際の筆圧が強く掘ってしまっている

アートに使用するジェル[初級]

【アートに使用するジェル】
指定商品のメーカーのジェルでしたら好きなメーカーの好きなカラーを使用できます。
ラメやパール入りも可です。

【メーカー】

ベースやトップと違うメーカーのものを組み合わせて使用しても問題ありません。

【注意点】
メーカーの組み合わせに因っては色が乗りにくい、ジェルが縮んでしまう、弾いてしまう場合があります。
一度お試し頂き問題がないか確認しましょう。