初級(第2課題)・中級(第2課題)・上級トレーニングハンドへのチップ装着方法

※「初級(第2課題)実技試験」「中級(第2課題)実技試験」「上級実技試験」において、コロナ禍の特例措置として「モデル同伴」から「トレーニングハンド使用」に変更して行われる場合、JNAのHPのジェルネイル技能検定試験トレーニングハンド規定に従ってトレーニングハンドを準備しましょう。

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※トレーニングハンドの品薄の状態が続いています。お早めに購入して頂き、試験用に確保して頂く事をお勧めします。
※コースによって添付PDFの使用品が教材に含まれていないものがございます。
含まれていない方は、下記推奨商品を参考にして追加購入して頂く事をお勧めします。

アクリルリキッド ⇒推奨:フルーリアリキッド
アクリルパウダー(ナチュラル又はクリア) ⇒推奨:フルーリアパウダー(ナチュラル又はクリア)

ジェル中級試験内容

※ 「初級(第2課題)実技試験」「中級(第2課題)実技試験」「上級実技試験」において、コロナ禍の特例措置として「モデル同伴」から「トレーニングハンド使用」に変更して行われる場合の変更点を赤字にて記載してあります。「モデル」の箇所を「トレーニングハンド」に置き換えてご準備ください。

※JNAのHPのジェルネイル技能検定試験トレーニングハンド規定に従ってトレーニングハンドを準備しましょう。

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※ 第2課題において「モデル同伴」から「トレーニングハンド使用」に変更して行われる場合、「ジェルオフ」「ポリッシュオフ」が除外されます。

<試験内容>

事前準備
テーブルセッティング

事前審査:10分
テーブルセッティング&消毒管理
モデルの爪の状態

第1課題:30分 左手5本手指消毒/ファイリング/キューティクルクリーン/カラーリング

インターバル:5分
・第1課題の片付け、第2課題の準備

第2課題:85分 左手5 本ポリッシュオフ/ジェルフレンチカラーリング
右手5 本/ジェルオフ/ジェルグラデーション4本(中指以外)/ジェルイクステンション 1本(中指)

筆記試験:30分 ネイルに関する基礎知識/衛生と消毒/爪の構造(皮膚科学)
爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)/ネイルケア・ジェルネイルの手順
その他実践的施術全般プロフェッショナリズム 等
・ジェルネイルに関する基礎知識

制作手順例[中級]

※ 「初級(第2課題)実技試験」「中級(第2課題)実技試験」「上級実技試験」において、コロナ禍の特例措置として「モデル同伴」から「トレーニングハンド使用」に変更して行われる場合の変更点を赤字にて記載してあります。「モデル」の箇所を「トレーニングハンド」に置き換えてご準備ください。

※JNAのHPのジェルネイル技能検定試験トレーニングハンド規定に従ってトレーニングハンドを準備しましょう。

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※ 第2課題において「モデル同伴」から「トレーニングハンド使用」に変更して行われる場合、「ジェルオフ」「ポリッシュオフ」が除外されます。

手順例【中級】
■第一課題■
①手指消毒(自分→モデル)
②ファイリング左手5本
→ダスト払って、キューティクルクリームを塗布
→フィンガーボールに入れる
③左手をフィンガーボールから出す
→ブラシダウンしたら、タオルで拭く
④左手をプッシュバック・プッシュアップ
⑤ガーゼクリーンしながらニッパーでカット
⑥爪にプレプライマーを塗布し、油分・水分を除去
⑦左手5本にベースコートを塗布
⑧左手5本に1度目のカラーポリッシュを塗布
⑨左手5本に2度目のカラーポリッシュを塗布
⑩左手5本にトップコートを塗布
⑪最終確認→完成

■第二課題■※トレーニングハンドの場合※
①手指消毒(自分→トレーニングハンド)
②プレパレーション(サンディング→ダストオフ→油分除去)(プリジェル ネイルプレップ推奨)
③右手中指 フォーム装着→ベースジェル塗布→硬化
④左手5本 ベースジェル塗布→硬化
⑤右手中指 スカルプジェル フリーエッジ形成→仮硬化
⑥ 〃      〃    アプリケーション(2~3回に分けて繰り返す)→(仮)硬化
⑦ 〃      〃    未硬化ジェル拭き取り→ファイル
⑧ 〃      〃    ダストオフ
⑨左手5本 フレンチカラー 1度塗り目→硬化
⑩右手4本 ベースジェル塗布→硬化
⑪左手5本 フレンチカラー 2度塗り目→硬化
⑫右手4本 グラデーション 1度目→硬化
⑬左手5本 フレンチカラー 3度塗り目(スマイルライン・ムラ修正)→硬化
⑭右手4本 グラデーション 2度目→仮硬化
⑮ 〃      〃     3度目(ムラ修正)→硬化
⑯左手5本 トップジェル塗布→硬化
⑰右手5本 トップジェル塗布→硬化
⑱両手 未硬化ジェル拭き取り(プリジェル クリーナープロ)→見直し・修正

時間配分目安【中級】
<第一課題>
①手指消毒(30秒)
②ファイリング(5分)
③プッシュアップ~キューティクルクリーン(片手8~10分程度)
④カラーリング(10~15分程度)

<第二課題>※トレーニングハンドの場合※
①手指消毒~サンディング・油分除去(5分)
②ジェルスカルプ(25分)
③フレンチ5本(25分)
④グラデーション4本(20分)
⑤トップジェル【未硬化拭き取り/見直し】(10分)

※手順や時間配分はあくまで目安となっており規定はありません。
上記を参考にご自身が施術しやすい手順で行いましょう。

※除外された「ジェルオフ」「ポリッシュオフ」の分は各工程に振り分けるか、苦手な技術に振り分ける等しましょう。

ジェルのメーカー統一[初級・中級・上級]

【ジェルのメーカー統一】
メーカー統一を推奨していますが、違うメーカーのものを組み合わせて使用しても問題ありません。

【違うメーカーを組み合わせて使用する場合】
メーカーの組み合わせに因っては色が乗りにくい、ジェルが縮んでしまう、弾いてしまう場合があります。
一度相性を試してみて、問題がないか確認しましょう。

カラーポリッシュ赤との組み合わせ[初級]

カラージェルとポリッシュの赤の色味が極端に違わなければ、減点などにはなりません。
問屋の検定推奨カラーや指定商品リストを参考に色味の近いものを選びましょう。

【プリジェルの場合】
プリジェル カラーEX リアルレッド PG-CE285
・SHAREYDVA #05
・OPI N25
・JESSICA 120

プリジェル カラーEX 赤 PG-CE112
・OPI A16

プリジェル ミューズ マザーズレッド PGM-M031
・OPI A16

プリジェル ミューズ スーリアレッド PGM-M032
・SHAREYDVA #05
・OPI N25
・JESSICA 120

指定商品リスト[中級]

※指定商品は毎回変更になります。
必ずJNAホームページより受験する回の指定商品をご確認ください。

指定商品リスト

・指定以外の商品を使用した場合は失格となります。
・ジェルアートで使用するカラージェルも指定商品リストのブランドの商品を使用してください。
・同一ブランドのもので統一することが望ましいですが、必須条件ではありません。
・ライト(光重合を行うための紫外線、可視光線を発光する機械)は指定商品リストのブランドのものを使用することが 望ましいですが、必須条件ではありません。
・ジェルネイル商品の容器詰め替えは禁止です。
・必ず指定商品の成分表示が日本語で明記してある容器のままお持ちください。
・指定商品リストのブランドであれば、ハード、ソークオフの種類は問いません。(ハードとソークオフの組み合わせも自由)
・第2課題のイクステンションに使用するジェルは、指定商品リストのブランドの商品を使用してください。
・同一商品で、イクステンションに使用するジェルとトップジェル等を兼用する場合は、商品を2つ用意する必要はありません。
※イクステンションに使用するジェルは、使用目的に従って品名ラベルを記入すること。
例:スカルプティングジェル、クリアジェル、ビルダージェル等(商品名を記入しても可。ただし、アルファベット表記は不可

モデルの事前準備[中級]

※ 「初級(第2課題)実技試験」「中級(第2課題)実技試験」「上級実技試験」において、コロナ禍の特例措置として「モデル同伴」から「トレーニングハンド使用」に変更して行われる場合の変更点を赤字にて記載してあります。「モデル」の箇所を「トレーニングハンド」に置き換えてご準備ください。

※JNAのHPのジェルネイル技能検定試験トレーニングハンド規定に従ってトレーニングハンドを準備しましょう。

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※ 第2課題において「モデル同伴」から「トレーニングハンド使用」に変更して行われる場合、「ジェルオフ」「ポリッシュオフ」が除外されます。

【中級の事前準備】
第一課題から受験、第一課題免除で第二課題から受験で異なります。

【第1課題受験者】
・左手5本は実技試験1週間前からファイル及びキューティクルクリーン等の手入れをしないこと。
・右手5本はネイルケアを済ませた後にジェルカラーリングを施しおくこと。(カラーは真赤。パール、メタリック入りは禁止)

【第1課題免除者】
試験前日迄に両手をラウンドに整え、ネイルケアを済ませておき、右手5本にジェルカラーリング、左手5本にポリッシュカラーリング
を施しておくこと。(カラーは真赤。パール、メタリック入りは禁止)( 第1課題終了時の状態に仕上げておくこと)

モデルの爪が短い、折れた場合[3級・2級・初級第一課題・中級第一課題]

モデルの爪がラウンドに整えられる状態か確認してみましょう。
【ラウンドの特徴】
・サイドがストレート
・角はなく滑らか
・先端のカーブは円周の1/4程度の緩やかなカーブ
ラウンドがとれない場合検定試験では、10本中2本までリペアが可となっております。

【モデルの爪が短い、折れた場合】
5ミリ以下のラウンドに整えるという規定ですので、4ミリ~1ミリであっても
ラウンドの特徴を満たし長さを10本揃えて整えられるようであれば問題ありません。

【長さを10本揃えてラウンドに整えられない場合】
減点対象になる可能性があります。ラウンドに整えられない爪・短い爪が2本以内であればリペアを行いましょう→リペア方法はこちら
3本以上の場合は3本で減点、4本で失格となりますので他のモデルさんをお探し頂くことをお勧めします。

検定でのリペア[3級・2級・初級第一課題・中級第一課題]

リペアとは爪が折れてしまったり欠けてしまった場合
人工的に長さを出して修復したり、補強したりする事を指します。

【検定でのリペア方法】
【爪が折れてしまった場合】
・チップラップ(先端ナチュラルハーフウェルチップを装着してグルーとフィラーまたはレジンで補強する)
・ジェルチップオーバーレイ(先端ナチュラルハーフウェルチップを装着してジェルで補強する)
・アクリルチップオーバーレイ(先端ナチュラルハーフウェルチップを装着してアクリルで補強する)
・ジェルスカルプチュア(ナチュラルの色をお持ちであればフォームを装着して短い部分の長さを足す)
・アクリルスカルプチュア(ナチュラルの色をお持ちであればフォームを装着して短い部分の長さを足す)
【亀裂の場合】
・シルクラップ(シルクを亀裂部分に貼りグルーやジェルで補強する方法)
・ジェルフローター(亀裂をグルーでとめ、ジェルでフローターをする方法)
・アクリルフローター(亀裂をグルーでとめ、アクリルでフローターをする方法)

【注意点】
検定の際には、ナチュラルネイルに合わせて仕上げれば上記のどの技法でも構いません。
3級・2級の場合、フリーエッジはクリアではなく必ずナチュラルカラーで仕上げましょう。初級・中級の場合、フリーエッジはクリアでも可。
チップラップでリペアした場合、ポリッシュオフをすると表面が溶けてしまう可能性がございますので、
ジェル(あればハードジェルが望ましい)などでコーティングすることをお勧めします。
予めよく練習してから行いましょう。
2級チップラップの指定指のリペアは仕上がりに影響がなければ必ずオフしなくてもよいとありますが、リペアしてあるとハーフウェルチップのサイズが変わるのでチップ選択に注意しましょう。

【自分でリペア出来ない場合】
ネイルサロンにお願いしましょう。

ジェルの撹拌のタイミング[初級・中級・上級]

【ジェルの撹拌のタイミング】
ジェルの撹拌は、テーブルセッティング時、インターバル時間内、実技試験工程内
どのタイミングで行って頂いても構いません。

【注意点】
ジェルのメーカーや顔料の配合量によっては、顔料が下に沈殿しやすい場合があります。
テーブルセッティング時に撹拌した場合でも、インターバル時間内や実技試験工程内で確認し、
必要であれば再度撹拌をしましょう。

スマイルラインを描くコツ[中級]

一度塗り目はジェルをほんの少量取り、スマイルラインを取りましょう。
この時、ジェルの量が多いとキレイにラインが取れないので塗布量に気をつけましょう。

ラインが取れたら、フリーエッジがかすれている場合はジェルを足してかすれない程度になじませ硬化します。2度塗り目、もしくは3度塗り目でしっかりと発色するようにジェルを塗布しましょう。

スマイルラインがガタついた場合[中級]

①バックワイプでラインを修正する。
バックワイプとはジェルフレンチの際に使う技法です。
硬化する前に何もついていないキレイな筆でスマイルラインを描いた後にベッド部分へのはみ出しを拭き取ったり修正する技法を指します。

キレイに拭いたクリア用の筆、もしくはバックワイプ用の筆で圧をかけて内側からワイプしてラインを調整します。

筆にジェルが残っていると跡がついてしまう恐れがありますので、必ず何もついていないキレイな筆を使用するようにしましょう。

②ジェルを活用して修正する。
白ジェル用筆に少量白ジェルを取り、ライン少し手前に置いてにじみ出てくる白ジェルで表面張力を利用してラインを調整します。

スマイルラインが上手くかけない[中級]

原因として下記が考えられます。
・時間がかかり過ぎている
・ジェルの塗布量が多い
・ジェルが流れてぼけてしまっている
・筆圧が強く毛先の跡が残っている

ジェルはのせた瞬間からセルフレベリング(ジェルが自然に表面を滑らかにする力)が働きますので、時間をかけすぎると、せっかく綺麗に描けたスマイルラインもぼやけたりしてしまいます。ジェルの量も見直してみましょう。

グラデーションがうまくできない[中級]

筆にカラージェルが残っていると、境目を叩いてもキレイにぼかすことができません。
しっかりとペーパーで筆に残ったジェルを拭き取ってからぼかしていくことがポイントです。

また、グラデーションには様々はやり方があります。

・何度かカラーを薄く塗り重ねていきグラデーションを作る方法。
初めにグラデーションを入れたい深さまで薄くジェルを塗布し何度かに分け、先端を濃くしていきます。

上記の方法の応用で、薄いところをさらに馴染みやすいよう
カラージェルにクリアを加えたジェルを濃度の違うもの(薄い色→少し濃い色→濃い色)で何種類か予め作っておき、上記同様順番に塗っていく方法もございます。
最後にカラージェルのクリアを混ぜていないものを先端に塗ってあげると、比較的キレイにグラデーションが作れます。

・筆でぼかす方法。
グラデーションを入れたい幅の分カラージェルをのせ、境目に少しクリアジェルを付け、ぼかすようにしましょう。
難しいようでしたらアート用の毛先の細い筆でぼかしても良いかと思います。
クリアジェルをのせずにぼかしても大丈夫です。

・問屋で発売されております筆先が斜めにカットされたグラデーション専用のブラシを使用する方法。
筆全体にクリアジェルをなじませ、筆の先端にごく少量のカラージェルを取り、
筆を左右一方方向に動かし、ジェルをなじませながらグラデーションを作ります。

ご自身がやりやすい方法を見つけましょう。